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好きなことメモ

HiGH&LOW THE LIVEの感想

読みやすいブログを書こうという気持ちは無名街と一緒に燃えてなくなりました。ご了承ください。

~ここまでのあらすじ~
ハイロー(アルファベット打つの面倒すぎるから表記がださいけど許してほしい)を見たのがつい最近で完全に乗り遅れているオレたちは、ハイローのライブなんてものが行われていることを知った時点でチケットが完売していて、ハイローのライブって何?と思いながらもあわててライビュのチケットをとったのでした。

いや~~すっっっっごい楽しかったね…。
東京ドームを駆け回るすごいバイクたち、最初のほうはウワッ…タイヤひとつで走ってる…と些細(些細ではない)なことにも感嘆していたけど、もうすごいバイクが次から次へと出てきてすごいことをやりまくるのでわたしの価値観はメコメコに殴打されてバイクは空を飛ぶ生き物になった。しかも空を飛ぶバイクショー、体感30分くらいずっと続いた。こ、これがMUGEN…。あれはMUGENだったのか?
バイクもすごいけど人間もすごかった。細かく言うとバイクに乗ってる人間もすごいんだけど、もうバイクの話はやめます。映画やドラマで見ていたひとたちが凄まじく踊ってるので、エッこの人EXILEだったのか!?というかどこまでがEXILEなのか!?と30回は思った。EXILEとそれに準ずる(?)グループを全然把握せずに行ったおかげで強烈な感動を何回も体感できた。隣に座っていた人はそういういろいろを把握していたので、「この人はEXILEですか?」「この人は3代目です」とか「この人もEXILEですか?」「この人はジェネレーションズです」とか「この人もEXILEですか?」「いや、この人は…この人は誰だ…」とかいうやりとりをしているうちに頭が混乱して、ロッキーが一本立てた指を口にあててシ~…とやったあとに「Party time!!!!」と言ったときはハ、ハイアンドローだ~~~~~~!!!!!と沸騰した脳みそで隣のひとに「あの…この、この人も何か音楽やってる人ですか?」と確認した(EXILEでした)。

すごい!すごい!ハイアンドローだ!ハイアンドローのライブだ!こういうことだったのか~~!!と出てくるすべてにギャーー!ハイアンドローだ~~!!!と興奮していたわたしですが、サングラスをかけたいかついおじさんが女の子の寝間着みたいな服を着て車のボンネットに乗っている様を見たときは、さすがにこれはハイアンドローではないと判断できた。その流れでJUMP AROUND∞のイントロが聞こえてきたときには思わず心の中の村山に「これで良かったのか…?」と問いかけていた。
だいたい全部がハイアンドローだったのですが、ピーが会場を縦横無尽に駆け回っていたときとか、筋肉自慢の男たちが赤い服を着て狂ったように太鼓をたたいていたときとか、髪の毛が黒いコブラ(かわいい)がたくさんの男たちをとにかく殴っていたときとか、マジですっごいハイアンドローだった…。
その中でも最たるハイアンドローはやはりマイティーウォーリアーズ。新鮮な「Change or Die」が聞けるのかと思って胸をおどらせていたのにそれがなかったのは残念でしたが、本物のファンクジャングルは本当にハイローだった。普段は地味で目立たないアタシだけど、ファンクジャングルにいるときだけは本当のアタシになれた。世間なんて関係ない。アタシの居場所はココだった。ファンクジャングルはアタシの理想郷だった。ファッジャゴファッジャゴと繰り返し唱えながら札束で人を殴った。

それにしても雨宮兄弟、歌がうまかった…。歌うまいし踊れるし顔かっこいいし昔格闘技やってたから喧嘩も強いし長男は斎藤工。何度も言うけど顔がかっこいいし、歌声が美しく透き通っておりどこまでも果てしなくのび続ける。
雨宮兄弟に限らずマイクを持っている人間たちはだいたい歌がうまく、これだけ歌えれば楽しいだろうし誇らしいだろうし気持ちいいだろうな…みたいな、宝物は喉だろうな…みたいな、なんかそういう人たちばかりで、すごく貴重な人間が東京ドームに集結していてすごかった。最後のほうの曲であらゆるグループの歌ウマたちが声をあわせて歌っていたときなんて、それぞれの名前どころか所属グループもよく知らないのに、オールスター…!!!!と感激して立ち上がって拍手したい衝動をおさえ続けていた。
あとはハイローだからなのか何なのか知らないけど、男たちがとても容易く衣服を脱ぐのが良かった。3曲目くらいでジャニーズだったらアンコールくらいの露出度になる男が続出して惜しげもなく肉体を晒しながら凄まじく踊るんだけどもうその凄まじさもあんまり見たことないし、こんなに肉体晒しながら凄まじく踊ってる男もそんなに見ないし、終盤のほうには逆に脱いでない男は何で脱いでないんだよ???とがんちゃんに向かって思った。
そして歌とダンスで価値観をメチャクチャに殴ってくる大勢の男たちのなかで、ひとりだけ先日やっとつかまり立ちを覚えましたみたいな顔の赤ちゃんがいて、オイオイこの赤ちゃん…まだくにゃくにゃじゃないのか…と思っていたらその赤ちゃんまで悪い顔して爆裂に踊るので、価値観が完全に粉砕した。

帰宅してから価値観をセロテープでくっつけたのですが、その時にツイッターで初めてわたしの価値観にとどめを刺した赤ちゃんの名前を知り、赤ちゃんの…ていうか今日感動した男たちの名前…ちゃんと調べよう…と思いました。おわり。